淘道(とうどう)とは、江戸時代から現代まで百八十年あまり脈々と受け継がれている淘宮術をもちいた修養法です。

 

その目的は、人生を明るい未来にみちびくことです。

 

人間は十人十色の性格をもっています。その本質とあらわれ方を見きわめ、

 

それぞれに合わせて運命を自分でひらく方法を学ぶことができるのは淘道だけです。

 

心晴れやかな毎日を過ごしたい方、人間関係を円滑にしたい方、楽しい人生を送りたい方など、どなたでもご連絡ください。

 

日本淘道会はあなたの開運のお手伝いをいたします。

 

淘道(淘宮)の趣旨


 

淘道は淘宮と同じ意味の名称で、江戸時代の幕府の御家人、横山丸三(まるみつ)淘祖と呼んでいます)が、中国から伝来したといわれる天源術(てんげんじゅつ)に基づいて創出した修養法です。

 

(とう)」は不純物を洗い流すこと、「(きゅう)」は精神の宿っているところ、すなわち人間を意味しており、淘宮は我々の心の汚れを洗い流す修養法であると言っても良いかと思います。

 

具体的にどのようなことをするかと言いますと、まず、天源術を利用して各自の生まれつき及び現在の性格の特徴を把握します。その上で、各自が自分の気質の(かたよ)りに(とら)われない判断や行動ができるように訓練し、実践するのです。

このような修養の結果、それぞれの人が恵まれた幸せな人生を過ごせるようにしようというものです。

  


淘道(淘宮)の基本的な考え方と実践方法


 

 

人はだれでも幸せな毎日、人生を送りたいと願っていますが、現実には仕事の上で挫折(ざせつ)を味わったり、対人関係で悩んだり、さらには病気や怪我(けが)で苦しんだりする困難に出会うことが避けられません。しかしそういった困難は外から来るのではなく、多くは自分自身の気質の(かたよ)り(気癖(きぐせ))から来るのだというのが淘宮の基本的な考え方です。

 

 

そこで先ず自分の欠点を知り、それを修正したり取り除いたりする努力を毎日続けますと、その欠点はだんだんと薄められ矯正(きょうせい)させていきます。すると身の周りの物事が少しずつ順調に運ばれていくようになり、良い結果が得られるようになってきます。そして自分の運というものがだんだんと改善、向上されていき、その結果として周囲の方々と共に幸せな毎日を過ごせるようになるというものです。それが淘宮の目指すところです。

 

つまり淘宮は、自分の運を阻害(そがい)する、性格における気質の偏り(気癖)を直し、自分の力で運を開かすことができる研鑽方法といえます。淘宮の修養は指導者から自分の気癖の働きを学び、日常生活の中での自分の気癖が(あらわ)れるのを自覚し改善することが基本になっており、具体的には、分会(ぶんかい)というグループごとに開かれている会合(淘席(とうせき)といいます)で指導者を中心にそれぞれの体験を語り合うことにより進めていきます。

 

一般社団法人日本淘道会について


 

一般社団法人日本淘道会(以下「日本淘道会」といいます。)の目的は、定款(ていかん)に「この法人は、開運淘宮術を学習・普及振興することによって、健全な人格を形成し、もって社会人類の繁栄に貢献することを目的とする。」とあります。

 日本淘道会は、公益法人として1944年(昭和19年)6月に創設以来、65年以上に(わた)り、淘道(淘宮)の実践と普及を通じて健全な心を持つ人材を育成し社会に貢献して参りました。そして、2012年(平成24年)4月に公益法人制度改革により一般社団法人に移行いたしました。

 日本淘道会は上述のような修養法である淘道(淘宮)を、淘祖(とうそ)・横山丸三(まるみつ)により創始された(本来、口伝(くでん)とされてきた)方法を継承して今日に正しく伝えている唯一の団体であります。

この修養法を勉強し、自分の性格を改善して社会や家庭の中で幸せに生きようと希望される方は、是非入会されることをお勧めいたします。